こあら通信 Vol.19
こあら通信2019.11.12
子供の歯並びは大事です No.2
お父さんお母さんは子供の癖を見逃さない!
1)乳歯列期
指しゃぶりや口に物を入れて噛んで遊ぶような癖を見落とさない。
このような過度の癖は、いわゆる出っ歯(上顎前突)、開口(上下の前歯がくっつかない)の原因となります。
乳歯列期の不正咬合はこのような口腔習癖が原因です。骨格に問題がない場合は、癖を止めさせることで治る場合があります。
2)乳歯と永久歯の生え変わりの時期(混合歯列期)
上顎前突や開口に関しては同じように、指しゃぶり、物をいれて噛むような癖
3)口呼吸
口呼吸を見るポイントは、一番は見た目で口をポカンと開けている。そして、口を無理に閉めようとすると下顎が梅干しみたいな感じになり、一目瞭然です。
また、鼻がよく詰まり、扁桃腺が腫れて風邪をよくひきます。
他にはいびきをかく、寝汗をかく等です。
このようなことはほとんど口呼吸かもしれません。
口呼吸は全身的な問題以外に、歯並びや顎の形、成長に悪影響があります。いわゆる出っ歯や開口や叢生(歯並びががたがたになる)など、不正咬合になる可能性があります。
乳歯列期、混合歯列期についてはこのような口腔習癖に対してよくチェックして、歯並びに不安な場合には歯科医院を受診した方がよいです。
細かいことを言い出すときりがないので、お子様と一緒にいてお父さんお母さんが一番目につくところでお話ししています。