こあら通信

こあら通信 Vol.21

子供の不正咬合 No.4

 

大事なことは乳歯列から永久歯列に生え変わるときに、きれいな歯並びに生え変わることです。

ですので、子供の歯から大人の歯に生え変わる時期の歯並びの不正を見つけることが重要です。

1)前歯の生え変わる時期に、下の4前歯がガタついていないか。

2)乳臼歯が上顎4前歯が生え変わる前に抜けてしまっていないか。

3)上の前歯が下の前歯に被るように生えてきますが、上の前歯が1本だけ引っ込んで下の歯より奥に生えてきていないか。

4)咬み合わせた時に上下前歯の間に明らかに大きな隙間ができていないか。

5)前歯の中心が上下でずれていないか。

6)第1大臼歯の萌出に異常がないか(例えば乳臼歯に引っかかって出て来ないなど)

7)第2大臼歯の萌出に異常がないか(例えば下の歯と咬み合っていないなど)

生え変わりの時期にこの辺りの確認をしてください。

上記のような不正咬合の原因は、萌出の異常、スペース不足、習癖、骨格性(遺伝的なもの)です。

次回は前後しますが、乳歯列の時期に見ておかないといけないチェックポイントについてお話しましょう。

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